将来のはなし3

これからも僕は、都合のいい男でありつづける

分かり易い人間を演じながら、相手の望むものを供給し続ける

グラウンドのトラックの小石を拾うように、

誰にも気づかれない努力を繰り返しながら

そして相手にとって自分が不必要だと感じたら、

相手に気づかれないようにヒッソリと、いなくなる

流行のように、水泡のように