昔のはなし2

9月4日、文化祭の日に彼女に振られた

あれから3年が過ぎた

 

9月5日、心の底から大切にしたいと思った女性の誕生日を祝った。

あれから1年が過ぎた

 

彼女らが愛を深めている間、僕は何をしてたのだろうか

何を手に入れ、何を失ったのだろうか

 

自分の胸に刃物を突き刺す夢を見ながら、

自分はどう変わっていくのだろうか

 

将来のはなし4

嗜好や性格・価値観、あらゆるものが老いへと向かって行っている感覚がある。

これほどまでに体は丈夫だというのに、あらゆる事柄に消極的になりつつある。

心と体が乖離しつつある。

今後もこの現象が進みつつあるならば、私はどのように生きていくのだろうか

昔のはなし1

いつからだろう、こんなに勉強するようになったのは

勉強は嫌いなのに、気が付いたら勉強の機会が多いところへ自分から踏み込むようになった。

早起きして、友達と遊んで、授業中寝て、部活して、

休みは相変わらず部活でいっぱいだったけど、

それでも毎日が楽しかったな。

早く目が覚めて、学校とバイト行って、

休みは一人でお金を使ったり旅行してるけど、

あまり楽しいとは言い難いな。

子供の頃みたいに無邪気でいられる日々に戻りたい

最近のはなし4

友人と遊びに行ったときに言われた一言

「君が思っているほどみんな大人じゃない」

 

心遣いとか、遊び方とか、騒ぎ方とか、

自分が大人になったからなのか、自分が子供になったからなのか、

自分と同じ価値観で、誰かと接することが難しい。

おかしなはなし4

命は大事に扱わないといけないと大人は言うが

本当は、もっと粗末に扱うべきだと私は思う

生きるとは成長し続けることだ。成長を止めてしまったらそれはもう「死」でしかない。

生きることを怠ってはいけない。現状に満足してはいけない。

より大きな向上心と飢餓感をもって生きていかなければならないのだ

将来のはなし3

これからも僕は、都合のいい男でありつづける

分かり易い人間を演じながら、相手の望むものを供給し続ける

グラウンドのトラックの小石を拾うように、

誰にも気づかれない努力を繰り返しながら

そして相手にとって自分が不必要だと感じたら、

相手に気づかれないようにヒッソリと、いなくなる

流行のように、水泡のように

おかしなはなし3

いつの間にか私たちは生命の有限性を忘れるようになった

自由を手にし過ぎたのだ

強者による一方的な支配から解放され、弱者が力を持つ世界へと変わったのだ

 

誰も守ってくれない、支えてくれない、自分は一人で生まれて一人で死んでいく

その感覚を経験せず生きていける世の中だから、何度も低俗な欲望に溺れ続けるのだ